WEBデザイン ユーザビリティ
そういえばWEBアプリのリデザインを担当したことがあり、そのとき読んだ本のメモが出てきたので、まとめました。
実際に読んだのはこちらでしたが、現在は改訂版が出ているようです。
ユーザビリティ
- ユーザビリティの基本概念
- 有効さ(なにかを目的として操作を行い、できたかできなかったか)
- 効率(目的を達するまでに要した労力)
- 満足度(使ってみてストレスを感じたか、あるいは心地よかったか)
参考概念
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- バリアフリー(障害を取り除く)
- ユニバーサルデザイン(誰もが使えるデザイン。最初から障害を作らない)
- アクセシビリティ(到達容易度)
インパクト
- ユーザーの記憶に残しやすくするテクニック
- チャンキング(かたまりを作る)
- マジカルナンバー(一度に提示する情報は7±2個まで)
- ラベリング(整理・分類)
- 親近効果・初頭効果(最後に見聞きしたものが最も記憶に残り、次いで最初に見聞きしたもの)
分類テクニック
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- 近接の要因(似ている情報を近くに集める)
- 類同の要因(似ている情報の見た目を揃える)
- 閉合の要因(似ている情報を囲む)
- ユーザーの視線
- 左から右・上から下に見ていく。
- 大きいもの・上にあるものが重要だと判断する。
設計
- 分類の方法
- 時系列
- あいうえお順
- セクション別
- 地域別
- 生活シーン(目的を動詞化)
- カテゴリー別
- データ属性(文章・画像・表etc.)
- サイトの構造
- リニア構造(「進む」「戻る」だけで移動できる平らな構造)
- 階層構造
- ウェブ構造(各ページが互いにリンクしあっている構造)
階層構造のポイント
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- 同じ階層同士はリンクする。
- グループごとに階層の深さを統一する。
- 階層が広く浅いと、ユーザーがすぐに目的を達成できる。
- 階層が狭く深いと、リンクの入り口が少なくて済む。
- シンプルイズベスト
- 例外をつくらない
- 削ぎ落とす
ナビゲーション
- トップページの役割
- そのサイトがどういうサイトか伝える役割
- 情報へ案内する目次・地図の役割
パフォーマンス
- 表示を重くする要因
- 無駄なタグ
- 重い画像
- 大量の文章
- JavaScript・CSS
- 大きなテーブル
- テーブルの入れ子
- その他、ブラウザに負担をかけるコード
デザインに限らず、フレームワークとして活用できそうな気がします。